クオリティの高いドレスを格安でレンタルできるとしたら、それほどありがたいことはないですよね。
都民共済が提供するウェディングドレス/カラードレスのレンタルは、格安で質の高いドレスをレンタルできるととても人気です。
都内の高級結婚式場で20万円ほどでレンタルに出されているドレスと同じものを、格安でレンタルできます。
ただ、かなり独特なシステムで、通常のドレスショップとは全く違います。
都民共済のブライダルプラザを利用するにあたって事前にチェックしておいた方がよい内容と実際に利用した感想をまとめました。
目次
都民共済ブライダルプラザとは
そもそも都民共済って?
都民共済とは、都道府県民共済グループという非営利団体のうちの一つです。
東京都が住民や東京都に職場がある人向けに保証制度を提供している共済会です。
生命共済や火災共済など、いわゆる保険とほぼ同じものを提供しています。
掛け金が少ないのが特徴で、良心的ですがデメリットもあります。
ここでは共済の説明はあまり細かくしませんが、保険+αとして加入する方が多いようです。
都民共済ブライダルプラザを利用するには?
都民共済に加入することでウェディングドレス/カラードレスの格安レンタルを利用できます。
掛け金は、一番安いもので月2000円ほどです。
東京都に住んでいない、職場もないという方でも、在住の県の県民共済に加入すれば利用できます。
共済には、事前に加入していてもいいですし、加入していなくてもドレスの試着当日に受付で申し込むことができます。
ただし、利用できない県の方もいます。
埼玉県など、県の共済がブライダルプラザを別途設けている場合は、都民共済ブライダルプラザは利用できません。
その場合は、在住の県のブライダルプラザを利用してくださいということですね。
しかし、都民共済ブライダルプラザより他県のブライダルプラザは劣ってしまいます。
そういった方は、運よく自県のブライダルプラザで気に入ったものが見つかるのを願うしかありません…。
お住まいの県の共済に問い合わせてみてくださいね。
ドレス以外にも、式場や引き出物なんかも安く提供しているので要チェックです。 続きを見る
おすすめの中古ウェディングドレスの購入方法
都民共済ブライダルプラザの場所は?
都民共済ブライダルプラザは、池袋のサンシャインシティ60の5Fにあります。
都内在住の方や職場が都内の方は比較的アクセスしやすいですね。
気になるドレスレンタルの料金はいくら?
ドレスやタキシードが1着18,000円均一でレンタルできます。
アクセサリーなどの小物を含めたレンタル料金です。
海外持ち出しも無料です(2泊3日以上は延長料金が発生します)。
クオリティの高い和装も格安に借りられるので要チェックです。
ただし、試着だけしてレンタルしないと試着料3000円が掛かってしまいます。
都民共済ブライダルプラザの利用の流れ
step
1ドレスの試着の予約をする
都民共済ブライダルプラザでドレスをレンタルするためには、まず試着の予約をする必要があります。
ホームページ内の試着予約フォームか電話で受け付けています。
これがかなり混んでいて週末の予約は1ヵ月先まで埋まっていることもあります。
また、ドレスの試着は1コマ3着まで。
1コマは50分にきっかり決まっています。
新郎と新婦でそれぞれ試着するとなると2コマ連続で予約したいものですが、 2コマ連続予約となると近い日にちで予約するのはかなり困難になってきます。
興味がある方は早めに予約しておきましょう。
ココがポイント
人気なので予約は必ず早目にしよう
step
2都民共済に加入する
当日会場に着いたら、まず保険に加入します。
保険に加入するために、
- 振替の口座番号
- 銀行届出印
が必要になってきます。
必ず持っていくようにしましょう。
もちろん、すでに共済会の保険に入っている人は新規加入は不要です。
その場合は、加入の証明書を持っていきましょう。
step
3試着するドレスを選ぶ
1コマ(50分)で見られるドレスは、3着のみです。
最初にタブレットから試着したいドレスを選びます。
ココがポイント
じっくり選んでいる時間はないので、事前にウェブサイトで着たいドレスを決めておきましょう
事前にウェブサイトをチェックして、予備を含めて5着以上は目をつけておきましょう。
試着室の前にドレスが並んでいるので、 あらかじめ決めていたドレスの実物を見て最終的に試着するドレスを決めましょう。
実物を見てみると、やっぱりこれは違うな、と思うことはやっぱりあります。
時間に余裕をもって来店して、実物をしっかりチェックするようにしましょう。
step
4いよいよ試着
受け付けの人に名前を呼ばれるといよいよ試着です。
試着室に案内され、50分の試着が開始されます。
1着目を着て写真を撮って次のドレスが運ばれてきて、
とドレスは次々と運ばれてきます。
ドレスを決めたら、そのドレスが挙式の日に空いているかをチェックしてもらいます。
step
4予約をする
希望のドレスが挙式の日に空いていれば、受付で予約をして終了です。
都民共済ブライダルプラザを利用する際の注意点
都民共済ブライダルプラザを利用する際の注意点をまとめました。
ドレスの試着できる枚数・時間がシビアに決まっている
延長などは一切できません。
事前準備が大事になってきます。
ウェブサイトで事前に着たいドレスをチェックし、当日は早めにプラザに行って実物をみるようにしましょう。
ドレスの試着をしてレンタルしないと試着料3000円が掛かる
節約のつもりが、逆に無駄な出費になってしまいますので注意が必要です。
早めに予約する必要がある
とても人気なので、予約がなかなか取れません。
特に週末の予約は取りにくいです。
たいていの式場はドレスは挙式の2~3か月前までに決めておく必要があります。
試着できなければレンタルできないので、必ず早めに予約するようにしましょう。
アクセサーは自由に選べない
ドレスによって、レンタルできるアクセサリーは決まっています。
レンタルできるアクセサリーには、ネックレス・イヤリング・ティアラなどの髪飾りの3点が含まれます。
このドレスにあのイヤリング、といったことはできないのです。
割り切ってレンタルしましょう。
しかし、ちゃんとドレスに合うアクセサリーが付いてきますのでそこは安心です。
試着体験記
私は、結婚式をとにかく節約してほしい彼に薦められて見て行きました。
あまり強い思いもなく、なんとなく試着に行ってしまったのですが、とても後悔しました。
全体的な感想
まず、試着当日の全体的な印象としては、時間があっという間に過ぎるということです。
保険に加入→ドレスを選ぶ→試着する
その時間合計して1時間半もなかったです。
かなーり慌ただしく時間が過ぎてしまいます。
質感が想像と違う
タブレットでドレスを選び、実際に試着してみると、
思っていたよりレースの生地が硬かったというのがありました。
あとは、さすがに安っぽいかな~、なんてものも。
試着が終わった後に、展示されているほかのドレスを見て、
「こんなドレスもあったんだ・・・、こっちにすれば良かった」
と思いました。
早くいけば事前にチェックできるなんて知らなかったんです・・・。
即断即決が必要
試着の際には、時間がかなりシビアに決められているので、 係りの女性が次々ドレスを持ってきます。
3着試着が終わると、「はい、どうしますかどれにしますか」と聞かれます。
そこで決められないと、試着料3,000円がかかってしまいます。
と追い詰められた私は、どのドレスも借りずにスゴスゴと帰りました。
行ってみた感想
行ってみた感想(後悔)としては、
- 生地の質がドレスによって全然違うのでやはり実際に見てから試着しないと危険
- 即断即決できないと結局はお金の無駄遣いになってしまう
ということです。
私は結局共済でレンタルしなかったので、試着料3,000円と保険料を無駄遣いしてしまいました(年度末の割戻金はあります。)。
いろいろ迷いたい人には向かないかな。
本番に着たいと思えるドレスがサイトに掲載されていたら行くことをおすすめします。
とはいえ、普通のドレスショップにも置いてあるくらいクオリティの高いドレスが格安レンタルできるのはかなり魅力です。
即決できるひとやタキシードにこだわりのない男性にはとてもおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
都民共済ブライダルプラザの試着は、実はかなり難易度が高いんです。
たかがドレスの試着と思っていると、後悔するかもしれませんよ。
こちらに書いてある注意点を参考に、後悔のない試着をしてくださいね。
運命のドレスに出会えることを願っています。